音楽の可視化【カタルーニャ音楽堂】
今日は朝からツアーに参加します。
大通りから小道に入って進むと、
急に華やかな建物が目に飛び込んできた。
見上げると彫刻がたくさん!上にはなんかの絵があるようだけど、撮れない!
支柱の足元。花のモザイクが可愛いこの建物は、『カタルーニャ音楽堂』。現役であり世界遺産です。
中に入って、カフェテリア。至るところに花のモチーフがある。
この建物はリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーの設計。そう、イさん!あのサン・パウ病院の設計者、イさんです!サン・パウ病院のほうではそこまでイメージなかったけど、彼は別名「花の建築家」とも呼ばれるほどに薔薇が大好きだったのだそう。
そんな彼の最高傑作といわれる『カタルーニャ音楽堂』ガイドツアー。ここはコンサートホールとして現役なため、見学には日程が不安定な個人見学より職員のガイドツアーをオススメします。あとは、実際にコンサートに行けば演奏も聴けて見学もできます!
まずは小ホールに入って、説明とビデオ視聴。英語です。さっぱり。
終わると、上にあがります。
階段のこまかいとこまで花。オシャレです。
小さい部屋に入った。ここもいちいちオシャレ。
ここ、オシャレにレストランって書いてあるけど、テーブルない。立食?ホワイエみたいな感じかな。
そこにバルコニーがあって、これでもかってくらい華々しい装飾が。これ、外で下から見えてた柱だね。
広さに対する柱の割合!そして全部デザイン違う!
見上げると、上も抜かりありません。期待が高まります!
ではいよいよ大ホール!
ぬわー!派手!
ステンドグラスに彫刻たち!派手!
天井のステンドグラス、見えるかなぁ?ここには女性合唱団がデザインされてる。
もともとこの音楽堂は、ウルフェー・カタラーというカタルーニャの伝統音楽を歌う合唱団のために建てられたもので、それも当時はプロではなくバルセロナにあった工場の職人や労働者がメンバーだったのだそう。
目で見ることのできない"音楽"
それに形を与えたら、一体どんな空間になるのか。
それを実現したのがイさんで、この音楽堂。
パイプオルガンも立派。生で聴きたかった。
ここのガイドツアーはミニコンサートを含むものもあるみたい。わたしたちのはただのガイドツアー。でもパイプオルガンの録音演奏をスピーカーで流してくれた。
夜の演奏会もいいけど、きっと昼間のステンドグラスを楽しみながらが綺麗だと思うから、ぜひここで、目に見える音楽と目に見えない音楽を同時に楽しんでください。
ト音記号みたいなデザイン。可愛い。
かと思えば重厚な彫刻。
それぞれ意味があるのだけど、一階部分の写真が撮れてないので紹介できず、残念。
後ろにも馬の彫刻。
ヒヒーン。
ほんと、いちいち花になってて可愛い。
舞台の背景にもモザイクかなぁ。なんか顔は彫刻?これはプレイヤーも視線感じて怖そう。
でもやっぱり美しい。たぶん、唯一の世界遺産の現役コンサートホールであり、常に主役を超えてくる唯一のホールだな。まぁ見てみないとわからないけど。
天井には作曲家、音楽家?の名前がたくさんあった。ヘンデルにモーツァルトに…
あかん。わからん人が多いわ。
座席の後ろもこんな窓になってて
これだけ見たら、まさかいい歳のおっさんがデザインしたなんて想像もつかなさそう。ガウディも「え!先生ここめっちゃ花ですやん!」とかツッコんだり。失礼ですね。ごめんなさい。
次にここに来るときは絶対に演奏会に来ると決めた。
カフェは一般の方でも利用できるので、ぜひ世界遺産で優雅なひとときを。