バチカンのイケメンたち
日本人が海外に行くと、ニーハオって声をかけられる。そんな感じで全然気づかなかったんだけど
バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂にいたこちらのイケメン衛兵さんたち。
実はみんなスイス人なんだそう。
16世紀の初め、教皇が当時ヨーロッパで高い戦力を誇っていたスイスの傭兵を雇ったことが始まり。
神聖ローマ帝国のローマ略奪事件で、帝国軍がバチカンにも攻め行った1527年。圧倒的不利な状況下で、勇敢に戦ったスイス衛兵たち。彼らの多くが命を落とす中、危機一髪のところで当時の教皇は秘密通路を使いバチカンから脱出した。
要塞でもあった、あのサンタンジェロ城に。ここで繋がる伏線。
その勇敢さと、その後も重要な戦地へ派遣されるなどして数々の勝利に貢献してきたスイス衛兵は、現存する世界最古の軍隊としてとても誇り高き存在。
500年以上も昔から、今日も変わらずバチカンを守り続けてます。
歴史までイケメンか。