夕刻のイスタンブール街歩き
賑やかなグランドバザールを出た。意外にも、トルコは明るくても18時にはどんどんお店を閉め始めるようでひっそりとしている違和感。夜型スペインとのギャップに馴染めない。
さらに少し進むと朝5時の渋谷センター街を彷彿とさせる風景が。あれ、ここトルコだよね?
トルコ、だよね?
トルコでした。お店の人からもらったのか、トルコアイスを食べる子供たち。親はどうしちゃったんだ?観光客を見つけると近寄ってチップを要求してくるし、トルコアイスを買うか迷ってれば自分の分も買ってくれとおねだりしてくる。子どもはずるいぞ…。わたしたちはね、自分のために100円のアイスを買うか迷っているのだよ。さぁ、お行き。
そういえば写真はないけど、真顔からの満面の笑みと腹の底からの「ハローーーー!!!」って10m先から呼び込みかけてくるトルコアイスのおじちゃんもいたな。彼の笑顔は忘れない。アイスは買わないけどあの笑顔にチップはあげたかった。あげなかった。
まだお店がやってる通りに来た。なんだやってるじゃん。グランドバザールを適当に歩いていたから、かなり遠くまで来てしまったよう。このあたりは道が複雑になっているので方向感覚がおかしくなる。
グランドバザール別の入り口見つけた。これは帰れそうだ!
見覚えのあるところまで帰ってきた。この屋台、公園とか広場によく来ててパンを売ってる。
売ってるのは決まってこのゴマのついた輪っかパン。シミットっていうらしい。
チョコソースの「ヌテラ」を挟んだものをみねこが買ってみる。3.5TLかな。約70円ほど。
安心のヌテラの味と、パサパサのかったいオヤツパンだった。もういらない。
街のケーキ屋さん。海外のケーキってどうしてこうなっちゃうの?どうして蛍光緑なの?バエなの?ゲロ甘なの?買わずにスルーします。
違いのわかりにくい人たち。単価が安すぎてクレジットカード使える場所が少ないのでみねこがキャッシング。
旧市街の近くでも案外綺麗な石畳のところもあって、歩きやすい。段差のひどいところでは、ベビーカーに乗せられた子どもが「あーーーーーー」って振動を楽しむ光景も見られる。まるで夏休みの扇風機の前にいる子どものような。
2分で来る路面電車。先頭部分がへこんでる車両が多かった。101回目のプロポーズ失敗ver.を想像してみる。
また犬。こんなに大きいけどやっぱり野良犬。
とてもリラックスしています。
もちろんネコもいて!
もれなくウミネコもいます。
そこはついつい寛ぎたくなる公園。公園はみんなを受け入れてくれる。だから
日陰でおしゃべりのおじさんたちと
暑くてそれどころじゃないイヌ。