紀元前へタイムトラベル3
広い広いポンペイの遺跡、最終回。
ポンペイの街を挟むように2本の鉄道が走っているので、左下の来た駅とは反対側にある駅を目指して右端のゲートに向かう。
お、なんかガラス張りにみんな覗き込んでる。
あー、犬や。猛犬注意って書いてあるらしい。
他のお宅にもあった。これ防犯にもなるし、やってること今と一緒だなぁ。なんならこれあるだけで猛犬の死後も防犯になるかも。
玄関のタイルはみんな個性的で
猪と対峙する野犬みたいな模様もあれば
こんな模様もあって
あとえっと、わかんないけど、職業ですかね?武道家?足の下は影か鎖か?
で、いろんなお宅訪問を済ませて、最後は
コロッセオ。こんなに立派なものがこんなにいい状態で残ってるなんて。2000年前よ?
入場します。
あ、広い。収容人数は2万人とか。
噴火の影響なのか、火山が見える側の席は壊れていて、
背にする側は比較的綺麗に残ってた。
かつて、ここに立った剣闘士たちは、奴隷という身分からのし上がるために、文字通りの血と汗と涙を流して闘った、んでしょうか。ガイドさんいないんでわかりません。歩き疲れたのでそろそろ帰ります。
遺跡とは思えない、公園みたい。あのゲートをくぐったらポンペイの街しゅーりょー。
お土産屋台たちを横目に
歩いて
たどり着いた小さな駅。
奥の窓口で切符を買う。ここのおっちゃん、めんどくさがってカード払いさせてくれなかった。混んでもないのに!ぷんぷん。
切符はここに通した。これが改札。電車待ってるおじさんたちが教えてくれたけど、広めの通路の隅にこんな小さな箱ついてるだけじゃ初心者にはわかるわけないよ。ぷんぷん。
で、しばらく待って
電車到着ー。
からの派手なオーバーランでみんな走る。
なんとか座って落ち着けた。
と思ったら2駅行ったところで「終点だ!!」と全員降ろされる。すごいブーイングだったから突然のダイヤ変更だったっぽい。さて、このあとどの電車に乗ればいいんだ?イタリア語のアナウンスが全然わからなかった。
いる人いる人に、ナポリ?ナポリ?と聞きながらなんとか無事乗り換えて
ヴェスヴィオ火山を眺めながら
イタリアの電車は気まぐれ、の洗礼をしっかり受けたところでこの日の一人旅は終了!