フナ広場は一度行けば十分
フナ広場に来ました。
昼間のフナ広場、大道芸やってたりジュース売ってたり。
縁日みたいなゲームもやってる。輪っかをペットボトルに入れると勝ち、なんだろうけど勝った人はそのジュースをもらうわけでもなかったから何を得ているのかは謎。楽しさ?
ジュース屋、数件同じようなお店並んでるんだけど、近くに寄ると一斉に身を乗り出してこっちに来いと呼び込みしてくる。もっと分散させたらいいのになんで集めたんだろう。独占禁止法?値段は一緒だったけど。とりあえずスルー。
市場はまっすぐに歩けないほど客引きが声をかけてきて、取っては投げ取っては投げしてもゾンビのように次々と現れる。少し疲れた。そろそろごはん。
ガイドブックに載ってたお店で魚のフライを食べよう。17番ってのは区画番号で、どのお店にも必ずついてる。
パンはデフォルトでスタンバってる。
並んでるものの中から調理してもらう食材を選びます。この兄ちゃんやたら食べさせようとしてくる。
メニューはこんな感じ。
野菜が欲しいのでモロッカンサラダ。オリーブはサービスらしいけど食べません。赤いのは激辛ソースだった。
よくわからない魚をチョイス。奥のはたぶんイワシかな。しょっぱかった。手前のは骨で食べにくくてあんまり味なかった。あと青唐辛子の焼きも頼んだけど、頼んでないものも3つくらいのせて運ばれてきたので返した。青唐辛子は辛くなくてナスみたいな感じで美味しかった。
メニューで食べた分を計算してからチェックします。85ディルハムのはず。お兄さんにお会計お願いすると、こっちに来いと呼ばれて店のすみへ。メモに読めない数字を走り書きしてお会計160!内訳を聞くと、魚がミックスフィッシュ70×2皿だと言い張る。あとサービスのはずのオリーブ分も入ってる。魚はなにもミックスしてないしオリーブは食べてないと言うとオリーブ分の10ディルハム値引きで早く金を出せと言う。おじいちゃんボスも召喚したけど、ボスは詳細を知らなくて穏やかに金を払えとしか言わないので無視。
埒があかないので、他の客に聞こえるように怒鳴りつけたらやっと観念して85ディルハムを提示してきたのできっちり支払って笑顔で退店です。側から見たらただの迷惑客である。最初から店のすみに移動させたのは揉めることを想定してのことだったんだなぁ。そういえば隣のお客さんめちゃいろいろ盛られてたけど大丈夫だったのかな。お金ある人はいいのかそれでも。
気分悪くなったけど、魚がしょっぱかったのでジュース飲みます。
さっきのお店。アボカドジュース飲みました。ここでも問答無用で大きいサイズのカップで作られたので、これから注文するときは値段で言おうと思います。ジュースは甘かった。
フナ広場の夜。この場所は毎夜、観光客からぼったくることしか考えてないのかもしれない。あ、そういえばここは三大ウザい国のひとつモロッコだったな。
気を取り直してモロッコっぽいことします。
みねこがやってもらってるのはヘナ。気軽にできるタトゥーみたいなもので、色持ちは数日〜2週間程度。色によって違うみたい。写真でデザインを選んで描いてもらう。んだけど
おばさん最初しか見てなかった。全く違うデザインで仕上がりました。でも3分で描きあげたからさすが。予定外だったのはここから色が浸透するまで1時間どこにも当てないようにすることー!ここまっすぐ歩けないほどの人混みだよー!
苦難を乗り越えての仕上がり。色がとてもささやか。
フナ広場はトイレもあまりなかったりするのでここに来るなら近くの宿に泊まるのがいいかなと思います。まぁでもわたしは雰囲気わかればもういいや。
なんだか疲れたのでリヤドに帰ります。
「帰ったのか?撫でていいぞ」ってわざわざ屋上から会いに来るネコに癒されるマラケシュの夜。